30.考え始める会社の存在意義
品質不良の事故や、過去最悪の業績。そんな中で、
「エスプライドが存続する意味って何なんだろう。」、
「自分自身のこの会社への想いは？」
「この会社で働いてくれる仲間ってどうでなければいけないんだろう。」
ということを、すごく考えるようになった。
そして、
今、この想いを、
従業員全員に手紙として書こうと決意したんだよね。
すごく迷ったけど。
「この手紙を読んでどう感じるだろう…」、
「この手紙を読んだら去っていくメンバーがいるかもしれない…。」とか、
色々と悩んだけれど、
どうしても 今、必要だと思った。
たとえ、結果的に想いが通じなくても…
反発する社員が出てきても…
自分は、
この先、エスプライドを 誕生させた想いを実現していく為に、
しっかりと想いを伝え、共感してくれる仲間を
一人でも多く作っていかなければいけない…
手紙に込める自分の想いや、
エスプライドの存在意義、
エスプライドにいる従業員としての考え方、
に共感してもらえなければ…
極端な話だけど、
もしかしたら、
自分以外 誰もいなくなっても、しょうがないと思ったね。
会社が存続できるかという危うい中で、
一日一日、まずは目の前の現実と必死に戦うしかない状態だったけど、
それだと先が見えない…。
一番団結しなければいけない時期という中で、
今 現在、皆がバラバラな方向を見ていることも分かっていたから。
